セラピーは高額です。よく下調べして、信頼のおけるセラピストにセラピーを受けましょう。
複数の心理療法をおこなえる
セラピストを選びましょう
ほとんどの心理療法家は、ある一つのセラピーを専門におこなっています。
これは、ドライバー1本でゴルフをするようなものです。出刃包丁1本で刺身を造ろうとしているようなものです。
ゴルフをするには、何本ものクラブを状況に応じて使いこなす必要があります。刺身を造るのにも、用途に応じて包丁を使い分けます。
ドライバー1本しか使えないゴルファー、出刃包丁1本しか使えない板前なんて、プロとして通用するはずもありません。
もちろん中には一つの心理療法を極めて、それだけで多くの問題を解決していらっしゃる人もいます。 けれど出刃包丁一本で刺身を造るより、いろいろな包丁を使い分けた方が、美味しく、しかも早く、刺身を創れることは、考えるまでもないでしょう。
ひとつの技法しか用いないセラピストの中には、クライアントさんを自分の心理療法の型にはめようとする人もいます。
例えば催眠療法専門のセラピストの中には、催眠に入らない人を無理やり催眠に入れようと四苦八苦し、
クライアントさんの問題を解決することより、クライアントさんに催眠に入っていたと納得させることの方が重要になってしまっている人もいます。
良いセラピストを選ぶ基準として、複数の技法を使えるセラピストを選ぶと良いでしょう。 本当にクライアントさんの問題を解決しようとしているセラピストは自然と複数の技法を身につけているものです。
そのセラピストは
セラピーに対するポリシーを
持っていますか
ポリシーのない人にいい仕事はできません。セラピーも同様です。
セラピストを選ぶとき、その人のホームページを隅から隅まで読んでみてください。そこにはセラピストの考え方が描かれています。
しかし中にはテキストを丸写ししたり、他のホームページから拝借してきたりして、そのセラピストの個性がまるで感じられない、
というホームページもあります。
そのようなセラピストは、おそらく実際のセラピーでも、スクールで学んだセラピーのシナリオを丸暗記して喋っていることでしょう。
同じスクールで学んだ人たちのホームページは、みな同じようなことが書いてあります。
けれどセラピーに対するポリシーをきちんと持っているセラピストであれば、同じところで学んでいてもキラッと光る個性を感じられるものです。
HPを読んでみて「この人なら信頼できるな」と思えるセラピストを選んでください。
催眠は魔法ではありません
催眠療法をはじめ心理療法はすべて、あなたの潜在能力を引き出すことで、問題を解決してゆくものです。
薬でいうと自然治癒力を高める漢方薬のようなものなのです。ですから、元々あなたに備わっていない力を創り出すことはできません。
また、魔法ではありませんので、たった1回で効果があるものでもありません。最低3回は受けてみてください。
3回以上受けられないという方にはお奨めしません。
心理療法は医療ではありませんので、必ずしも症状の解消を目的とはしません。むしろ、症状があっても楽に生きていけることを目指すことが多いのです。
癌など難病といわれる病気を患った人たちの闘病記に共通していることは、
“「この病気と仲良くやっていこう」と思ったことで楽になった。楽になったことで症状が緩和された、完治した”ということです。
心理療法では、多くの場合、その状態を目指します。
症状の解消には、長い期間を要する特別な訓練や、医師による治療が必要です。
心理療法は、まず“楽になる”ことを目指します。楽になることで、症状も緩和され、場合によっては症状が解消されることも少なくありません。






